ツアーコンダクターの給料

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金額目安と給料

専用または副業のプロとして働く場合、ツアーコンダクターの給料は派遣社員として、日給または時給計算で給料をもらいます。(旅行会社の社員が業務の一貫として添乗業務する場合を除く)。

 
国内と海外添乗ではお給料の基本金額が異なり、また首都圏と地方でも基本金額に差があります。これは派遣会社の都合ではなく、発注側の旅行会社の事情による影響が強いようです。
日額では8500(エリアにより異なり東京大阪では10000円以上目安)〜28000円あたりの日給目安、経験や担当する旅行会社により給料に差が出てきます。未経験者は最低金額からスタートすることになります。ツアーの日数をこれにかけ、その他の手当がついた金額が給料となります。
 
ツアーコンダクターの給料は決して高いものではありません。
高い給料を目的とする方については、やめておいた方が良いでしょう。
 
ツアーコンダクターの仕事は、自分の経験のため、接客サービス業が好き、日本や世界を見てみたい!などの好奇心がある方や、時間が自由になる仕事であること、などを目的に働く仕事といえます。
 
特に女性にはおすすめの仕事です。結婚前に経験を積み、また子供が大きくなった段階で仕事を再開できるので、これは女性のワークライフバランスにはとても良いですし、知的好奇心を満足させられる仕事といえます。
 

お給料の計算方法

例えば

海外添乗でツアーコンダクター業務を行った場合

 
日額給料が17,000円の人が10日間ヨーロッパへ添乗したとします。
 
打ち合わせ日の日当+170,000円(基本給料分)+報告日の日当+食事がついてないときのランチまたはディナー代(回数分)=1添乗あたりのお給料ということになります。
 
+出発日、帰国日の交通費
 
交通費や打ち合わせ・精算日の日当(または手当)、食事代は会社の規定により支給ということになります。
 
また日当という考え方も、時給計算が基本となり、それに手当が加算されたりと、旅行会社や派遣会社により計算方法が異なり複雑です。
 
そのため、説明会や面談時によく話を聞いて納得するようにしましょう。
最近は時給計算が給料計算の基本になる傾向があります。
 
新人以外の海外ツアーコンダクターでは、月に2回程度、海外添乗をすることは普通です。
新人のうちは、どこでも添乗できるわけではないため、はじめは制限もかかりますが、本人に問題がなく仕事がある派遣会社の場合は、類似したツアーで、すぐに2回程度、添乗するペースになっていくことができます。
そのため、仕事のある派遣会社に登録することが大事になります。
 
また旅行はシーズンがありますよね。
旅行業界は仕事量がこの旅行シーズンにより、上下します。
仕事があるときには、たくさん仕事をし、逆にオフシーズンには仕事が少なくなることがありますので、添乗量が少なくなるシーズンには、留学や旅行、勉強をするなど、充電時間にあてたりします。
 
1年単位で給料や年収を検討する職種といえます。
 
つまり、ツアー単位、年単位で、オンとオフがある仕事です。
これが、ツアーコンダクターの仕事をひきつける理由でもあります。
添乗の仕事が好きな人は、数十年ツアーコンダクターとして活躍している人も多く存在します。
 

ツアーコンダクターに必要な保険など福利厚生

ツアーコンダクターに必要な保険

ツアーコンダクターの仕事は旅そのものともいえます。
そのため、国内または海外旅行傷害保険などの、旅行時にかけておきたい保険が必要になります。
 
また、仕事中のさまざまなトラブルに会う可能性がないとはいえません。
 
必要な保険は、所属会社がかけてくれることが多いですが、よく確認するようにしましょう。
ツアーコンダクター派遣会社によりさまざまです。
現地で病気や盗難にあうこともあり、家族に海外に迎えにきてもらうというようなこともないとはいえません。
 
その他、各種社会保険や有給などの条件面も、ツアーコンダクター採用説明会や面談時にしっかり確認しましょう。